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凧揚げ(正月編)

凧揚げはどうやって遊ぶのか

凧揚げといえば古くから日本で親しまれている遊びで、子供の頃に遊んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。
近年では電線などが増えて遊ぶ事が少なくなってしまっている凧揚げですが、さまざまな遊び方がありますし、凧揚げを自分で作るところから始める事もできるなど、園児が楽しく遊べる遊びのひとつと言えます。
ただ、電線などに凧が引っ掛かると感電などの恐れがありますし、狭い場所で行ってしまうと凧同士がぶつかって壊れてしまうという場合もあるので、凧揚げで遊ぶ時には場所をきちんと選んでからにしなくてはいけません。

また園児に遊び方を教えるためにも、保育士側もある程度はどのような遊び方があるかを知っておく必要があります。
まず代表的な遊び方として、どちらがより高く凧を飛ばせるかという遊び方が挙げられます。
ただしこの遊び方は場所を選ばないと電線に引っ掛かってしまったり、強風にあおられて子供が怪我をする可能性がありますので、安全な場所を見つけてからやる必要があります。

もうひとつの遊び方は、凧同士をぶつけて相手の糸を切ったりする凧喧嘩と呼ばれる遊び方です。
この遊び方は凧が壊れてしまう場合が多いですから、この方法で遊ぶ時には事前に園児に対して壊れる場合があるという事をきちんと伝えるなど、園児への配慮を忘れてはいけません。
また壊れてしまった凧を片づける時や、凧が落ちてきた時などに園児が怪我をする可能性もありますから、保育士側が片づけなどを指示する必要もあるでしょう。

凧揚げはさまざまな遊び方がありますが、場合によっては園児が怪我をする可能性があります。
ですから凧上げで遊ぶ時には、なるべく怪我をする事がないように保育士がきちんと配慮してあげた方が良いでしょう。
特に凧喧嘩などは、凧が壊れてしまったり糸の切れた凧がどこに落ちるかわからないなど、危険な部分が多いのでより気を付ける必要があります。

凧を自分で作って遊ぶ

凧揚げで遊ぶ魅力の中には、凧を自作する事ができるというものも含まれます。
凧を自作するのは難しいと思うかもしれませんが、実際には簡単にビニール袋などを使って作る事が可能です。
インターネットを利用すれば作り方が載っているサイトもすぐに見つかりますし、作り方さえわかれば園児でも簡単に作れるので、園児たちに自作させた凧で遊ぶという方法もあります。

自作すれば凧の柄や模様なども自分の好きなものにできますし、材料もビニール袋などで作れますから費用もかからず、凧が壊れやすい凧喧嘩もさせやすくなります。
もちろん自作ですから自分の好きに凧のデザインをする事ができ、子供たちがより凧揚げを楽しむ要素を増やせます。

凧揚げは昔からの遊びとして有名ですが、現代では電線のある場所が多く遊ぶ子供が少なくなっています。
保育園などで凧揚げで遊ぶ場合、保育士がきちんとした環境を整えてあげるのが重要となってくるでしょう。