多人数で遊ばせるならすごろく
多人数で遊ぶ時に多くの人が思いつく遊びは、やはりスゴロクではないでしょうか。
スゴロクはサイコロを振って、出た目の数だけ自分の駒を進ませて、誰が先にゴールできるかを競うゲームです。
盤上の駒を進めていくだけのゲームなのでつまらないと思う人もいるかもしれません。
しかし、現在おもちゃ屋などで販売されているスゴロクはそれぞれの目にいろいろな指示が書かれており、止まった目の指示に従う必要があります。
これによってゴール間近だった人がスタート地点まで戻されたり、逆に最下位だった人が一気にゴールしたりといった要素が生まれるので、非常に楽しくゲームをする事ができます。
またスゴロクと一言で言っても、現在ではさまざまな種類があるので複数の種類のスゴロクを購入しておけば、それらを使い回す事で長い間楽しむ事ができます。
例えば聞いた事がある人も多いだろう人生ゲームやモノポリーなどもスゴロクの一種ですし、これらの派生となるスゴロクも数多く販売されています。
もちろん園児には難しい内容のスゴロクもありますから、購入する時には対象年齢がどのくらいなのかをしっかりと見ておきましょう。
ですが基本的に子供向けの遊びであるスゴロクは、ほとんどが園児でも楽しく遊べるようなものだと言えます。
スゴロクは多人数で遊べますが、あまり人数が多すぎると自分の番が回ってくるまで時間がかかってしまいます。
ですからスゴロクをやる時には、ある程度人数をわけてやる必要があるでしょう。
だいたいは用意されている駒の数と同じ人数が適正ですので、スゴロクの駒が何個あるかを確認して、場合によってはチームわけをするなどの工夫が必要です。
サイコロも付属されている場合が多いですが、もし足りなかったり無くしてしまった場合に備えて、予備のサイコロをいくつか用意しておくと安心です。
自分でスゴロクを作らせてみる
スゴロクの魅力は多人数で楽しく遊べるというだけでなく、簡単に自分たちでも作れるという点も含まれます。
大きな画用紙などに道を作り、それぞれの目に書かれている指示を子供たちに書かせるなどをすれば、すぐにオリジナルのスゴロクを作る事ができます。
自分たちでスゴロクの目を作れるのはより楽しくしてくれますが、あまりおかしな目を作ってしまうとゲームが進まずにつまらなくなってしまう危険もあります。
そうならないように、子供たちに自作させる時にはある程度保育士側が目の内容を修正したりしてあげると良いでしょう。
自作のスゴロクは多人数でやるだけでなく、少人数で遊ぶ時にも便利です。
ゴールまでの道のりを短くしたりするなどの工夫ができますから、販売されているスゴロクには無い魅力があります。
サイコロなども自分で作る事ができますから、そういったところから楽しむ事ができるのも魅力と言えるでしょう。