1. >
  2. >
  3. リズム遊び

リズム遊び

子供にリズム遊びをさせると、基本的な運動能力が身に付きやすくなります。昔の子供は外でたくさん遊ぶことで身体能力を身に付けましたが、今の子供はリズム体操などを通してやらせるほうがよいかもしれません。

身体能力の育成

リズム遊びは手・足など全身を使って飛び跳ねたり、走ったり、しゃがんだり、立ったりといろいろな動きを行なうことができます。音楽に合わせてリズムを取れば楽しく行えますし、表現力も育つでしょう。強靭な肉体を作ったり、体のしなやかさなど基本的な身体能力がだんだんと付いてきます。

また、リズム遊びは幼児教育の場でこそ効果を発揮する可能性があるでしょう。家庭では室内で飛び跳ねたり走り回ったりすることを禁止している所もあると思います。マンション住まいだと下の家庭に迷惑をかけないためには仕方がないことで、なかなか子供たちが思いっきり体を使って遊ぶことができなくなっています。

その点、幼児教育の場でしたら走り回るのも自由、飛び跳ねたって注意する人は誰もいません。外で遊ぶ環境も少なくなっており、子供の身体能力がだんだんと落ちてしまっているのも仕方がない事なのかもしれません。

それでもやっぱり、子供の頃に運動能力を身に付けておくことはとても重要なことで、体を思いっきり動かせる環境を用意してあげてみてください。その場合は、リズム遊びを行なっている幼児教室、保育園、幼稚園などを上手く活用してみて下さい。

脳の発達にも貢献

そのほか、リズム遊びには脳の発達にもとても良いと言われています。体を動かすことで脳にも刺激が伝わり、脳の神経回路がどんどん発達する可能性があります。子供の頃にはたくさん遊んで、体を使うことが重要なのです。

特に小学校に入学する前が大切な時期で、このときに大人の90%割もの脳の神経が発達すると言われています。小さな頃にたくさん体を使えば、それが運動神経にもつながり、脳の発達の土台を形成するのです。

運動している人のほうが勉強ができるとも言われることがありますが、これも脳の神経回路が発達している証拠です。また、体を動かすことは心の豊かさを作るためにも必要で、様々なホルモン分泌にも関係しており、小さい頃からたくさん体を動かすようにしてみて下さい。

子供は本来体を動かすのが大好きで、音楽がかかると自然とリズムを取るものです。リズムが良い音楽をかけたり、ピアノなどの伴奏でも良いので音と体の動きを組み合わせてみて下さい。

それ以外では、リズム感を付ける他の遊びとしては、スッキプを盛り込んだ鬼ごっこも良いでしょう。鬼も逃げる人も走るときには必ずスキップしなければなりません。この動作を行なうとあまり速く走ることができず、なかにはスキップが上手くできなくて苦戦してしまう子供もいたりして、一味違った鬼ごっこになると思います。

ほかの遊び方で簡単なものもあります。先生が太鼓などを叩いて、その間は子供たちが自由に走り回ります。そして太鼓を止めた瞬間に動きもストップさせてみましょう。単純な遊びですがリズム感が付いたり、集中力も付いてきておススメです。

リズム遊びは、探してみると数多く見つけることができます。

上記のサイトで見てみると、いくつかのリズム遊びを紹介しています。YouTubeなどと連動させながらわかりやすく解説されてますので、こういったサイトを参考にすれば、より幅が広がるのではないかと思います。

ただし、あまりいろいろとやりすぎてしまうと混乱を招いてしまう可能性もありますから、その子に一番合いそうなものを見つけて実践してあげるとより効果的かもしれません。