鬼あそびとは、単に鬼が居て追いかけて遊ぶものではなく、様々なルールを加えるものです。4~5歳くらいや小学校の子供でも定番の遊びとなっています。鬼ごっこと比べると少し難しくなるため、中身が理解できるようになってから取り入れてみてください。
思いやる気持ちを知るキッカケ
鬼あそびには集団で上手く過ごす力を付ける事ができます。大人数で遊ぶ事となるため、色々な人が居て中にはルールを守らない人が出てきたり、足が速くて直ぐに捕まえてしまう鬼が出てくることもあります。
人には色々な個性があり、それを上手く利用しながら集団で遊ぶ事が必要となってきます。昔の子供は世代が違う子が公園などに集まり、誰でも仲間に入れて遊んでいました。
それによって上下関係を学んだり、相手を思いやる気持ちを知るキッカケともなっていました。しかし、今ではそのような機会は減っているため、鬼あそびがとても有効となります。
また、鬼あそびにも様々なバリエーションがあります。手繋ぎ鬼では捕まった人が鬼と手を繋ぎ、どんどん人数を増やして手を繋いでいる人の列を大きくしていくものです。
限られたスペースで鬼ごっこをする
一つのグループの人数が増えすぎたときには分割して、鬼のグループが増えるなどルールも色々とあります。そのほかでは、氷鬼というものもあります。エッタされた人は氷となって塊その場から動いてはいけません。
その代わりほかの逃げている人からエッタされると氷が解ける仕組みです。氷鬼では逃げるグループで協力しあったり、手繋ぎ鬼では鬼となった人が仲間を増やすために団結する姿も見られます。
また、体力の差を出さないためにも、限られたスペースで鬼ごっこをする方法もあります。円を書いてスペースを作れば、足が速い子が居ても逃げにくくなると言うものです。
年齢の差が出ていたり、同じ世代の子供でも成長するに従い体力の差が出てくることもあるため、一人だけが鬼になり続けないルールを付けるとみんなが楽しく遊ぶ事が出来るようになります。