幼児にとっての遊びの重要性

このサイトでは保育所で使えるお遊びネタを集めました。
保育園や幼稚園で先生をなさっている方々に少しでも参考になれば幸いです。

遊びによる成長

子供たち子供は遊ぶことが仕事とも言われることがありますが、子供は遊びを通して大人が思っている以上のことを学んでいます。子供はきちんと食べて遊び、そして寝ると言うことがとても重要で、なかでも遊びは社会性を育てるために役立っているのです。

最近の子供は少子化や遊ぶ場所が減っていると言う理由から、遊びを通して学ぶ割合も減っている可能性はありますが、それでも親や周りの子供たちと触れ合うことで学ぶことはたくさんあります。子供にはどのような遊びが必要なのか、または子供にとって遊びの重要性を知ってみてください。

まず、子供が遊ぶ時には一人または同じくらいの世代の子供と一緒のことや、違う世代の子供とのふれあい、親や祖父母など年齢が離れた人と遊ぶものがあります。どれも重要な事で、特に色々な世代の人と触れ合う事で社会性が育つと言われています。

例えば同じ世代の子供と遊ぶ場合では、喧嘩や意見の食い違いを経験することになります。これにより他人とは考え方が違うことを学ぶことができ、人と上手くやっていくためには自分だけの主張を通すだけではダメと言うことを徐々に知っていきます。

また、年齢が違う子供と遊ぶことで、年下の人には優しく接して思いやりの心を持つことを知り、年上の人とは敬う気持ちが自然と身についてきます。両親や祖父母など年齢が離れている人との遊びも学びがあり、愛情を感じ自分が大切にされていると言う気持ちをはぐくむ事ができます。

自分がされた事は将来大きくなって、周りの人たちにもできるようになるのです。思いやりや愛情を感じず育ってしまうと、将来自分も同じように他人にして上げることができなくなります。

また、子供たちは遊びを通して楽しむことも必要です。たくさんの人と関わって喜びを感じ、一人で遊ぶ場合でも一つの事に集中する楽しさを味わう事もできます。しかし、現代の遊びはテレビゲームやビデオなどが多く、体や頭を使って遊ぶものが少なくなっています。狭い世界だけで育つと社会的な知識を身につけることができず、ひきこもりやニート、キレやすい子供を育てているのかもしれません。

物を与えれば子供は喜び成長できるとは限らず、何もないところから新しいものを生み出す遊びや体を使って遊んだほうが収穫は大きいように思います。

保育所でも子供たちが成長できるような遊びをしていけたらいいですね。